私はいわゆる“ガチのデジタルノマド”ではありません。
高性能ガジェットを全部持ち歩くタイプでもないし、世界中を飛び回っているわけでもない。
でも、旅やカフェが好きで「電源とWi-Fiさえあればどこでも作業できる」生活を続けていたら、いつの間にかノマドワーカーっぽい働き方になっていました。
これからは自分のライフスタイルに合わせて、もっと自由に働き方を変えていきたいとも思っています。
「ノマド 持ち物」や「デジタルノマド 持ち物」で検索すると、最新ガジェットを詰め込んだ秘密基地のようなリストがずらりと出てきます。
でも、実際に必要なのはもっとシンプル。私にとっては「PC+電源と通信環境」があれば仕事はできるが答えなんです。
この記事では、ライトノマド視点でのリアルな持ち物リストをご紹介します。ノマドが気になっている人にも、きっとヒントになるはずです。
まずは基本から知りたい方は、「デジタルノマドとは?スマホでもできるノマドワークの始め方」もどうぞ。
ノマドワーカーに必須の持ち物リスト
ノートPCとスタンド
ノマドといえばノートPC。カフェでMacBookを広げている人を見ると「いいな、やってみたい」と思ったことがある人も多いはずです(私もそうでした)。
ただ、見た目だけでは長時間作業が続きません。最初は肩や首が痛くなって作業を切り上げたことも。
そこで役立ったのがノートPCスタンド。姿勢が楽になるのはもちろん、放熱にも効果的で、もっと早く使えばよかったと思うアイテムです。
スマホのテザリングでWi-Fiも確保
デジタルノマドにとって通信環境は「命綱」です。
無料Wi-Fiは便利ですが、セキュリティリスクがあるので私は基本的にスマホのテザリングを活用しています。
最近のスマホなら通信速度も十分。作業する場所を自由に選べるのは、ノマドの大きな魅力です。
充電器とケーブルポーチでストレスフリー
「充電器を忘れて作業時間が終了…」はノマドあるある。
まずは充電器を忘れないことが大事ですが、それはそれで「今日はもう作業しない!」と割り切るのも、ノマドらしい楽しみ方かもしれません。
また、ケーブルがカバンの中で絡まるとストレスになるので、ケーブル類は小さなポーチにまとめて収納するのがおすすめです。
集中力を高めるノイズキャンセリングイヤホン
周囲の雑音をカットして集中モードに切り替えられるのが、ノイズキャンセリングイヤホンの魅力です。
静かな空間を選べないときには、ノマドワーカーにとってほぼ必須のアイテムといえます。
普通のカフェではオンラインミーティングは控えていますが、コワーキングスペースや外などでのミーティングでは欠かせません。
作業に集中したいときは、イヤホンをつけて自分だけの世界へ。YouTubeで海外のビーチ映像を流したり、LoFiやHouse系の音楽をかけたり、好きなYouTuberさんの動画を聞き流したり。
「何を聴きながら仕事をするか」も、ノマドの楽しみのひとつです。
作業内容によって変わる“あると便利なアイテム”
サブディスプレイ(軽量)+ マウス
サブディスプレイを使うと、デザインや複数ウィンドウを並べる作業では効率が大幅に上がります。
たとえば、オンラインミーティングはメイン、検索や参考資料はサブに映すと便利。
とはいえ荷物は増えます。私は小さめの軽量モデルを選び、持ち出す日は用途を絞っています。
また、デザイン作業の時はマウスは絶対に持っていきます。わたしはMacBookを使っているのですが、トラックパッドより細かな操作がしやすく、PhotoshopやIllustratorの効率が上がるからです。
PC対応モバイルバッテリー/延長コード
PC対応の大容量モバイルバッテリーがあれば、電源がない場所でも安心。
公共交通機関や車移動の合間に充電しておくなど、あるととても心強いアイテムです。
また、電源が限られるカフェでは延長コードが頼りになりますが、場の雰囲気に配慮してスマートに使いたいところです。
ノート&ペン
アイデアをまとめる時はアナログが良いことも。
思いつきを図にしたり、段取りを書き出したり。手を動かすと頭が整理され、次の行動が見えやすくなります。
実際に“いらなかった”持ち物
一眼レフカメラ(重すぎた。結論スマホでOK)
「本格的な写真を撮りたい」と思って一眼レフカメラを持ち歩いたこともありました。
でも、移動が多いノマドにとって“重さ”は大敵。結局、本格的なカメラを使いこなせず、私はスマホで十分だと実感しました。
今ではカメラを持ち歩かず、身軽さを優先しています。
本(結局読まない、ただの重り)
「作業の合間に本を読む」は家を出る前は素敵に思えるのですが、集中すると開かないことがほとんど。
今は持ち歩かず、必要なときは電子で読みます。
ガジェット過多の反省
「これも必要かも」と足し算を続けるとカバンがどんどん重くなり、移動が苦痛に。
ノマドの魅力は自由に動けること。私は「本当に使うものだけ」に削って、身軽さを優先するようになりました。
シーン別ミニパッキング例(すぐ真似できる)
最小限セット(カフェで1〜2時間)
PC/スマホ(テザリング)/充電器/ケーブルポーチ/イヤホン
カフェでちょっと作業したいときは、このセットで十分です。コーヒー1杯と電源さえあれば、気軽にノマド気分を味わえます。
デザインセット(3〜5時間・作業重め)
最小限セット+PCスタンド/軽量サブディスプレイ/マウス
複数ウィンドウを開いたりデザインソフトを使う日は、作業効率がグッと上がります。逆に言えば「今日は本気モード!」と切り替える合図にも。
移動日セット(移動多め)
最小限セット+PC対応モバイルバッテリー/延長コード(もしも作業内容にデザインがあればデザインセットも追加)
長距離移動や電源が確保しにくい場所では、この装備が心強いです。延長コードがあれば、限られたコンセントをシェアしやすく、安心して作業を続けられます。
まとめ|ノマドの持ち物に正解はない
ノマドの持ち物に「これが正解」というものはありません。
電源とWi-Fiさえあれば、どこでも働ける。大事なのは、あなたのライフスタイルに合う最低限を見つけること。
ライトでもヘビーでも、自分らしいスタイルを楽しんでいきましょう😌
まずはPCとスマホだけでカフェに出かけてみる。そこから必要なものを一つずつ足していけば十分です。
基本から知りたい方は、下記の記事も参考にしてください👇
