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「時間がない」30代女性へ|副業を無理なく続ける“やらない時間”の作り方

「時間がない」30代女性へ——“やらない時間”から始める副業の続け方 laptravel.com

「副業したいけど、時間がない…」そんなふうに感じていませんか?

仕事も家事も頑張っているのに、自分の時間だけが後回しになってしまう。
それでも「自分の力で収入を作りたい」「会社に依存しすぎたくない」——
そんな思いを胸に、少しずつ副業の準備を進めている人も多いのではないでしょうか。

私もフルタイム勤務で、早番・遅番のあるシフト制。
一時期は新しい事業の立ち上げで毎日があっという間で、その忙しさが“楽しい”と感じる反面、ブログはすっかり止まり、気づけば数ヶ月、いや、数年が過ぎていました。

でも本当は、手を動かす時間がなかったわけじゃないんです。
「自分の方向性が見えないまま、進んでいいのかな」と迷っていました。
副業としてWeb制作の依頼があれば受注していましたが、“自分がどこへ向かいたいのか”が定まらず、立ち止まっていた時期がありました。

そんな私が再びブログを再構築し継続できているのは、「時間を作る」よりも「やらない時間を決める」ことを意識したから。
最近は朝の1時間を“自分の時間”として取り戻し、少しずつ発信も習慣化できるようになりました。

今回の記事でわかること

・なぜ「時間がない」と感じるのか、その本当の理由
・無理なく続けるための3ステップ時間術
・自分を責めずに副業を続ける思考法

まっちー

忙しい日々の中でも、「何にも左右されず、自分の力で生きていきたい」という気持ちは大切にしてほしい。
無理せず、でも確実に前に進める“自分のペース”を一緒に見つけていきましょう。

なぜ30代女性は「副業の時間がない」と感じるのか?現実と心の整理

まず、「時間がない」と感じるのは、意志が弱いからでも、努力が足りないからでもありません。
多くの場合、自分の時間“誰かや何かの予定に合わせて使っている”からです。

仕事のシフト、家族の予定、突然かかってくる電話、職場の飲み会…。
そこに自分で入れた予定まで重なると、もう息をつく暇もなくなってしまう。
「今日は自分のために動けた」と思える日が、なかなか作れないんですよね。

私も以前は、SNSを眺めながら「旅先で自由に働く人っていいな」と感じるタイプでした。
自分もそんなふうに、“時間の使い方を自分で選べる人”になりたいと思いながらも、現実は仕事と生活で精一杯。副業の時間なんて、どこにも見当たらない。

でも、「時間がない」のは環境だけが原因ではありません。
実は、“心の使い方”が知らないうちに自分を縛っていることも多いんです。
まずはその現実を受け止めて整理していくことが、最初の一歩です。

💡関連記事:30代女性は副業を何から始めるべき?未経験からの第一歩

時間を作る前に大事なのは、“優先順位の再設定”

「時間を作らなきゃ」と思うと、つい“新しいことを詰め込もう”としてしまいます。
でも本当に大切なのは、“何を減らすか”“何を手放すか”を決めること。

忙しい毎日の中で、すべてを完璧にこなすのは不可能です。
それでも真面目な人ほど、「あれもこれも頑張らなきゃ」と抱え込んでしまう。
結果、頭も心もいっぱいになって、「副業の時間を作る」余白がなくなっていきます。

私も以前は、仕事も家事も人間関係も“全部大事”と思っていた時期がありました。
でも、どんなに頑張っても24時間は増えない。
だからこそ、「今の自分にとって本当に必要なもの」を選ぶ勇気が必要なんです。

“やらないことリスト”を作ってみるのもおすすめです。
たとえば「SNSをダラ見しない」「完璧な夕飯を作ろうとしない」など、ほんの少し“減らす”だけで、驚くほど時間と気持ちに余白が生まれます。

まっちー

私の場合は、夜よりも集中できる朝を「副業時間」にしました。
日によりますが、夜はあえて“何もしない時間”を作ったりして、頭をリセットするようにしています。
自分に合ったリズムを見つけることが、長く続けるいちばんの近道です。

無理なく副業を続けるための3ステップ時間術

副業を続けるコツは、特別な時間術ではなく“自分のリズムをつかむこと”です。
私が実践している3つのステップを紹介します。

①朝の2〜3時間を「自分時間」にする

私は朝型に切り替えることで、副業時間を確保しました。
早番のときは出勤前の1時間、遅番のときは3時間。
まだ街が動き出す前にコーヒーを淹れてPCを開くと、「この時間は私だけのものだな」と感じられて気持ちが整うんです。
朝は頭がクリアで、夜よりも思考が整理しやすい。
執筆や企画など、“考える系タスク”を集中して進めています。

②スキマ時間を“未来につながる時間”にする

移動中やちょっとした待ち時間。
ついスマホを開いてSNSを眺めてしまうことってありますよね。
私はこの時間を、“未来につながる時間”にしています。
YouTubeでデザインや副業関連の動画を見たり、お金の勉強をしたり。
軽く情報に触れるだけでも、ただの移動時間が少し特別になります。
もちろん、あえて何もインプットせず、頭を休める日があってもOK。
大切なのは、その時間をどう使うかを自分で選ぶこと。

③習慣化のコツは「波を許す」

生理前〜生理中とか、勤務が連続する時など、体力的にも精神的にもどうしても進まない日もあります。
そんなときは「今日は30分だけ」「思考整理だけ」でもOK。
“続けられた日”を褒めることが、結果的にいちばんの習慣化につながります。

副業が続く人は「自分を責めない」時間術を持っている

副業が続かないのは、時間がないからじゃなくて、“できない自分”を責めすぎてしまうからだと思います。
「昨日できなかった」「もっとやるべきだった」——
そんなふうに自分を責め続けると、副業が「苦しい義務」になってしまいます。

私の場合、Web制作の案件は納期があるので、自然とスケジュールを意識します。
一方で、執筆は“決められた期限がない分”、自分の気持ちに合わせて進めるようにしています。
「何時間やろう」と決めるよりも、“やりたいと思ったときに手を動かす”。
そうやって“楽しいと思える感覚”を大切にしてるうちに、自然と続けられるようになりました。

続けるためにいちばん大切なのは、やらなかった自分を責めないこと。
ほんの少しでも動けたなら、それで十分。
その“少し”の積み重ねが、いつの間にか自信に変わっていきます。

まっちー

副業はマラソンのようなもの。
一気に走るよりも、“自分のペースを守れる人”が、最後までゴールにたどり着きます。
今日も自分の歩幅で進めたなら、それで十分です。

副業時間を作ることで“自分の軸”が見えてくる理由

時間を見直すことは、単に作業効率を上げるためではありません。
「何を大切にしたいか」を整理し、選び直す時間なんです。

私にとって副業は、“稼ぐ手段”であると同時に、“自分の人生を選んでいくための手段”でもあります。

「時間がない」と言いながら、いつも“他人との時間”を優先していたあの頃。
今は、“自分の軸”で時間を選べるようになりました。
“自分のために使う時間”を第一に考えるようになってから、心にも余裕が生まれた
気がします。

その感覚が、仕事にも、人間関係にも、じわじわ良い影響を与えています。

もし今、「副業を続けたいけど時間がない」と悩んでいるなら、今日から“やらない時間を決める”ことから始めてみてください。

まとめ|“自分の時間”を取り戻すことから始めよう

“時間がない”は、誰のせいでもなく、誰にでもあること。
だからこそ、小さくても自分の時間を確保できたなら、それは立派な前進。

たとえ1日15分でも、自分の未来に投資できるなら、それはもう、「自分で選んで生きている」という証拠。
その意識の積み重ねが、働き方を選ぶ力を育ててくれます。

副業は、“自由な働き方の入り口”。
その最初の一歩が「時間を作ること」です。

まっちー

頑張りすぎなくていい。続けることが、いちばんの才能。
今日から、自分の時間を少しずつ取り戻していきましょう。