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お名前.comのコントロールパネルで設定するアクセス制限は、WordPressには反映されない
何時間もかけて色々と試行錯誤を繰り返しましたが、どうしてもBasic認証ができない!! ということが過去にありました。 何かあるのかな?と思って、契約しているレンタルサーバー、お名前.comのFAQを確認してみると・・・
Basic認証(基本認証)とは
Basic認証というのは、Webページに閲覧制限をかける認証方法のことです。 例えば、Webサイトを公開する前などに、Basic認証を設定しておくと、ページにアクセスしたユーザーのブラウザには、IDとパスワード入力のポップアップが表示されます。
STEP1 .htaccessをダウンロード(隠しファイルを表示)
まずは、FTPサーバーにつないで、該当フォルダの中を確認します。
STEP2 .htpasswdを作成
エディタを開き、.htpasswdを自分で作ります。 http://www.luft.co.jp/cgi/htpasswd.php .htpasswd生成ツールを使うと便利です。 アクセスしたら、まずは認証する際に使用する、ユーザーIDとパスワードを入力してください。

STEP3 フルパスを調べる
フルパスは、とても簡単に調べることができます。 エディタを開いて、phpファイルを作成します。
<?php
echo __FILE__;
?>
ファイル名は何でも大丈夫です。今回は、「test.php」で保存します。
サーバーに接続し、フルパスを調べたいディレクトリへアップロードしましょう。
アドレスバーに、フルパスを調べたいURL/test.phpと入力し接続します。

STEP4 .htaccessファイルに必要事項を入力し書き換え
ダウンロードしておいた.htaccessを開き、必要事項の書き換えを行います。 もともとの記述はこれ。 # BEGIN WordPress RewriteEngine On RewriteBase / RewriteRule ^index\.php$ – [L] RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-f RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-d RewriteRule . /index.php [L] # END WordPress AuthUserFileの一行を書き換えて追記してください。 ちなみに、ピンク色の枠で囲んだ.htpasswdの箇所は、元々test.phpだったものを.htpasswdに書き換えています。
AuthUserFile /export/〇〇/××/△△/□/laptravel.com/.htpasswd
AuthGroupFile /dev/null
AuthName "Please Enter your ID & Password"
AuthType Basic
require valid-user
<Files ~ "^.(htpasswd|htaccess)$">
deny from all
</Files>
上書き保存をしたら、.htaccessと、.htpasswdファイルをサーバーの該当ディレクトリへアップロードして、アドレスバーにURLを入力してください。
Basic認証がかかっていれば、ログイン画面が出現します。
ブラウザのキャッシュ削除などに気をつけてくださいね。