副業と本業、どちらも頑張っているのに「最近ちょっと疲れてきたかも…」
そんなふうに感じていませんか?
副業を続ける中で、「時間の使い方」だけでなく「気持ちの整え方」も大切だと感じるようになりました。
今回は、会社員として働きながら副業を続ける中で見えてきた、両立のリアルと心の整え方についてお話しします。
本業も頑張って、家事もして、それでも“自分の時間”を確保するのは簡単じゃないですよね。
私もシフト勤務をしながら副業を続けてきた中で、うまくいかない時期や、焦りで空回りした時期がありました。
でも今では、“全部うまくやろうとしなくていい”と思えるようになりました。
この記事では、会社員と個人事業主を両立する中で見つけた、
“燃え尽きずに続けるためのメンタルと時間の整え方”を紹介します。
・「両立がしんどい」と感じたときのリアルな対処法
・無理なく続けるための時間とメンタルの整え方
・ハイブリッドワークで自分を守る考え方
忙しい毎日の中でも、「自分の力で生きていきたい」という気持ちは大切にしてほしい。
頑張ることをやめなくても、立ち止まって整える時間はあっていい。
自分のペースで、でも確実に進める“続け方”を一緒に見つけていきましょう。
副業と本業の両立がしんどいと感じた瞬間
「副業も本業も、どっちも大事にしたい」
そう思って頑張っていても、思うように時間が取れなかったり、疲れがたまって気持ちが追いつかない日ってありますよね。
私も会社員としてフルタイムで働きながら、隙間時間に副業を続けています。
平日は早番と遅番が混在するシフト制で、通勤後や夜間、週末に作業することが多いです。
最初のうちは「夜の方が集中できる」と思っていたけれど、続けていくうちに睡眠不足が積み重なり、翌日の仕事に影響が出ることも。
残業が続くと、「今日は無理かも」と思いながらもPCを開いてしまう自分がいて、結果的に何も進まない夜もありました。
一番しんどかったのは、“頑張ってるのに成果が見えない時”。
焦って空回りして、結局どちらも中途半端になったような気がして、気持ちが落ち込む瞬間がありました。
無理なく続けるための“両立ルール”
私の場合、両立できるようになったきっかけは「無理を抱えない」こと。
そもそも仕事量的に難しければ、受注をしないようにしています。
そして、クライアントとのやり取りでは、途中で「このままだと厳しいかも」と感じた時点で、できるだけ早く共有するようにしています。
頑張って納期ギリギリまで抱え込むよりも、早めに相談した方が、結果的に信頼関係が深まることを実感しました。
副業も本業も、結局は「人との関係性」で成り立っている。
完璧を目指すより、無理をしない誠実さの方が、長く続ける力になる気がします。
副業を長く続けるための“頑張る日”と“整える日”のつくり方
私のリセット法はとてもシンプルです。
「疲れた」と思ったら無理に作業を続けず、好きな予定を先に入れるようにしています。
朝活は今ではほぼ毎日の習慣です。
静かな時間に頭を整理したり、ブログや制作を進めたりして、1日の軸を整えています。
一方で、夜はその日のコンディションに合わせて変えるスタイル。
集中できそうな日は副業を進めて、疲れている日は予定を入れてリフレッシュします。
もちろん、納期がある仕事は体調や気分に関係なくきっちり対応します。
そのぶん、他の日にしっかり整える。
「やるときはやる」「休むときは休む」を切り替えることで、燃え尽きずに続けられるようになりました。
やる気が出ないときに無理やり作業しても、集中できないし楽しくない。
だからこそ、“頑張る日”と“楽しむ日”を分けて、波を受け入れる。
結果的に、それが一番のリセットになっています。
朝は「自分の軸」を整える時間、夜は「心を満たす」時間。
この緩急があることで、無理なく続けられるリズムができました。
関連リンク:
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ハイブリッドワークで気づいた「心の整え方」
会社員として働きながら副業を続けてきて感じたのは、
「働くことの軸」はどちらでも同じだということ。
私にとってそれは、“目の前の人に誠実であること”。
どんな仕事も、「どうすれば相手にとって本当に良い形になるか」を考えて動くのは変わりません。
Webの仕事をする以前は、仕事は「お金を得るために必要なもの」という感覚が強かったけれど、今は「誰かの役に立てる」ことを実感できるようになり、自然と“働くこと”そのものに納得できるようになりました。
ハイブリッドワークをしていると、時間も体力も限られているからこそ、“自分の軸”がブレると、心が一気に疲れてしまいます。
だからこそ、「自分が大切にしたいこと」を意識して働くことが、一番のメンタルケアになるんだと思います。
両立を続けてわかった“働く喜びとやりがい”
副業を続けていて一番うれしい瞬間は、
「自分の仕事が誰かの役に立っている」と感じられた時です。
クライアントから「助かりました」「丁寧に対応してくれてありがとう」と言ってもらえた瞬間、“やってきてよかった”と心から思います。
どんな仕事も、副業も、結果が出るまで時間がかかることがあります。
でも、その過程で学んだことや悩んだ経験も、すべて次に活かせる。
そうやって“積み重ねが人の役に立っていく感覚こそが、私の原動力になっています。
まとめ|両立はスキルではなく“整え方”
副業と本業を両立するコツは、
“全部を完璧にやる”ことではなく、“自分を整える”こと。
疲れたら休む、できない時は頼る、やる時は集中する。
それを繰り返す中で、少しずつ働き方の軸が育っていきます。
両立とは、タスクを詰め込むことではなく、
自分の働き方をデザインする力を磨くこと。
会社員であることも、副業を続けていくことも、
どちらも、あなたの人生を形づくる大切なピースです。

