「副業を始めたいけど、何から手をつければいいのか分からない」
「本業が忙しくて、時間を作るのは無理かもしれない…」
そんなふうにモヤモヤしながら、ネットで検索しては情報に振り回されていませんか?
この記事では、30代会社員の女性に向けて「副業を何から始めるべきか」を、私自身の経験を交えながらわかりやすくお伝えします。
未来を変えるのは、特別な決断ではなく「今日できることをひとつやる」こと。
小さな積み重ねが、気づいたときに大きな変化につながります。
副業を始める前に考えておきたい4つのこと
副業の目的を決める
まずは“なぜ副業したいのか”を一言で書き出してみましょう。
- 旅行資金を作りたい
- 将来の選択肢を広げたい
- 好きなことを仕事につなげたい
「なんとなく副業したい」だと続きません。
自分は何のために副業がしたいのか、なぜそれが必要なのかを考えましょう。
目的があるだけで、迷ったときの判断軸になります。
必要な目標金額を決める
次に、目的に合わせて「どのくらいのお金が必要か」をイメージしてみましょう。
副業で最初からいきなり月30万円稼ぐのは、正直ハードルが高いです。
でも「半年後までに月1万円」「1年後までに月5万円」といった現実的な目標なら、コツコツ続けることで十分に達成できます。
目的×金額×期間をセットで考えておくと、やるべき副業の方向性がはっきりしてきます。
何の副業をするか決める
目的や目標金額を整理したら、次は「自分の生活スタイルに合う副業」を考えてみましょう。
① スキマ時間でできる副業(スキマ時間型)
- アンケートモニター
- データ入力
- フリマアプリでの不用品販売
- ハンドメイド
- スキル販売(ココナラなど)
忙しい会社員でも、ちょっとした時間で取り組める副業です。
最初の目的は「収入を増やす」よりも、「副業をやってみた」という実感を持つこと。
「副業ってどんな感じ?」と雰囲気をつかむための入り口にぴったりです。
② PC中心でできる副業(在宅ワーク型)
- Webデザイン
- Webライティング
- Webマーケティング(広告運用・アクセス解析など)
- オンラインアシスタント(オンライン秘書)
- LINE構築
- 動画編集
- SNS運用代行
「仕事が終わってから家に帰って、ちょっとだけPCを開く」そんな生活でも続けられるのが在宅ワーク型。
WebデザインやWebライティングなどは、案件数が多いので未経験から挑戦しやすい分野です。最初は小さな案件からでも、コツコツ積み上げれば収入もスキルも伸ばしていけます。
「今の生活を大きく変えなくても始められる」安心感があるのが魅力です。
③ 学びながら育てる副業(未来投資型)
- アフィリエイトブログ
- Youtube配信
- デジタルコンテンツ販売
すぐに収入になるわけではありませんが、「未来の自分」を育てる気持ちで取り組める副業です。
コツコツ続けることで、資産やブランドにつながり、長期的にキャリアの強みになります。
「今はまだすぐ収入にならなくても、いつか自分の武器にしたい」という人にぴったりです。
会社のルールを確認する
副業が許可されているかどうかは必ず確認しておきましょう。就業規則や誓約書を読み返すだけでも安心につながります。
副業の収入が出てきたら気をつけたいこと
- 副業には税金や社会保険のルールもあります
- 会社員は「年間20万円を超えると確定申告が必要」といった基準があります
- ただし条件や年度によって変わるので、必ず最新の情報を確認してください
お金のかけ方をイメージする
副業を始めるときに、どのくらいお金がかかるのか気になりますよね。
でも安心してください。いきなり数十万円の投資をする必要はありません。副業の種類によって、必要な費用感は変わってきます。
- スキマ時間型:ほぼゼロ円(フリマアプリやアンケートなど、初期投資は不要)
- PC在宅ワーク型:パソコンとネット環境があればOK。必要に応じてソフト(月1,000円〜数千円)や本などを購入する程度。
- 未来投資型:ブログならドメイン・サーバー代、YouTubeなら機材代がかかることも。ただし、こちらも数千円からあるので、あまり大きく投資しすぎないこと。
まずは「無料でできること」や「少額で試せること」から始めてみましょう。
収入が出てきたら、その中から必要なものに投資していくスタイルが安心です。
副業を続けるために見直したい生活のこと
自分の生活リズムを棚卸し
「時間がない」と思っていても、実はスマホやYouTubeに費やしている時間はありませんか?
その30分を副業に充てるだけで未来は確実に変わるんです。
私も勉強を優先すべき時期に、友達や彼氏と遊ぶことを優先して全然進まなかったことがあります。
現実逃避していたのが正直なところです。
でも、「このままじゃダメだ」と自分と向き合い、少しずつ行動を変えたことで今の私があります。
今の自分の行動、その延長線上に“なりたい未来の自分”は見えていますか?
もしも「このままだと理想に近づけない」と感じたなら、できることから始めてみましょう。
優先順位はコンディションで変わってOK
女性は特に、ホルモンバランスによって体調や集中力が左右されます。
私も生理前や生理中は、本当に頭が働かず、だるくて集中できない日があります。
そんな時は「やらなきゃ」と無理をせず、思い切って好きなことをして休むようにしています。
また元気が戻った日にスイッチできれば、それで十分です。
毎日「完璧な自分」でいようとすると、かえって疲れてしまいますよね。
副業もキャリアも、完璧を目指す必要はありません。
家族やパートナーとの相談
結婚や同棲をしている場合は、副業を始める前に生活のリズムが変わることを共有しておくと安心です。
「週に2日は副業に充てたい」など、ざっくりした取り決めでも摩擦を減らすことにつながります。
副業の始め方は“調べる・登録する”からでもOK
副業は「案件を取って稼ぐこと」から始める必要はありません。
もっと気軽に、“調べる”や“登録する”といった小さな行動からでも立派なスタートになります。
例えば、こんな一歩ならすぐに踏み出せます。
- クラウドワークスやランサーズでアカウントを作ってみる
- Canvaで1枚デザインを作ってみる
- 気になる副業系のイベントやコミュニティを覗いてみる
これらはどれも「すぐ収入になるわけではない」かもしれません。
でも、実際にやってみることで副業のイメージが現実的になり、次の行動につなげやすくなります。
最初から「副業で月5万円稼ぐ」と考えるとハードルが高く感じますが、「今日はクラウドワークスに登録する」くらいで十分です。
副業を不安なく続けるための考え方(マインド)
- 完璧に決めてから始めなくてもいい
- 小さく試すことが最大の学び
- 副業はキャリアの“実験”だと捉えると気楽に続けられる
私は「副業で稼ぐぞ!」という気合いよりも、早く一人前になりたくて、とにかく勉強したいという気持ちが強かったです。
その過程で少しずつできることが増え、気づけば「仕事として依頼される」ようになっていました。
つまり、副業は“頑張って探したもの”ではなく、学びと努力の延長線上に自然と生まれたものでした。
副業は、最初から「これで稼がなきゃ!」と気負わなくても大丈夫。
やりたいことを勉強したり、小さく試したりする中で、自然に形になっていくことも多いのです。
まとめ|副業は“できること”から始めればOK
副業を何から始めるべきか迷っている30代の女性は多いです。
でも大事なのは、完璧な答えを出してから始めることではありません。
まずは会社のルールと自分の時間を整理して、無理のない範囲で「できる小さな一歩」を試してみましょう。
クラウドワークスに登録する、デザインツールを触ってみる。そこからでも十分なスタートです。
動いてみることでしか見えない景色があり、未来はそこから変わっていきます。
lapTravelでは、安心して副業を始められるヒントや、続けるための工夫をこれからも紹介していきます。