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このままでいいのかな?と思ったことはありませんか
「会社と家の往復だけで、気づいたら1週間が終わってしまう」
「残業ばかりで、自分の時間が全然ない」
「今の仕事を続けていても、その先の自分の未来を想像できない」
「心の底から湧き上がるような喜び、充実感ややりがいを感じられない」
実はこれ、過去の私の心の声です。私自身、自分のキャリアにものすごく悩んでいました。当時の私は、仕事三昧の日々。残業ばかりで毎日時間に追われて、コンビニ弁当ばかり。もはや寝るためだけに自宅に帰る日々を送っていました。
ある日、職務が変わることになり、より一層自分の生き方や仕事にモヤモヤを抱えるように。
ほどなく勤めていた会社を辞め、社会人学生として大学に行き学び直した経験があります。
だからこそ「このままでいいのかな?」と感じたり、働き方に悩む方々の気持ちがよく分かります。
今の自分を変えたい!とか、新しく副業にチャレンジしてみたい!と思っている方々の中にも、
- 「そもそも自分に合う副業ってなんだろう?」
- 「副業ってどうやってやったら始めるの?」
- 「時間を作ることができなさそう・・・」
- 「会社にバレたら大変」
など、不安が先に浮かんでしまう方も多いでしょう。今回の記事では、そんなあなたに副業がキャリアを変える第一歩になることを、私の体験も交えながらお話しします。
副業は当たり前になりつつある
ここ数年で「副業解禁」という言葉を耳にする機会が増えました。背景には、社会全体の働き方の変化があります。
- 副業を経験した人は 39.2%、うち現在も副業中は 21.6%。つまり、約5人に2人が副業を経験済みで、そのうち2人に1人は今も続けています。
(出典:HRプロ「会社員の副業実態調査 2025」) - 企業の副業容認率は 60.9%。2018年の約20%から急速に伸びており、副業は今や特別ではなく一般的になりつつあります。
(出典:パーソル総合研究所「副業・兼業に関する調査 2023」) - 大企業(従業員5,000人以上)では、副業を「認めている」66.7%+「認める予定」17.2%=83.9%。大手ほど副業を前向きに受け入れる傾向が強まっています。
(出典:経団連「副業・兼業に関する調査 2022」) - 副業の平均月収は 65,093円。最も多いのは「月3〜5万円」のプラス収入で、生活の安心や自己投資に回す人が増えています。
(出典:doda「副業の実態調査 2024」)
👉副業はもう「特別な人の挑戦」ではなく、誰にとっても現実的なキャリアの選択肢になりつつあるのです。
初めて副業収益を得たときの体験
私の初めての副業は、Webデザインとコーディング案件。正直にいうと、私は「よし、副業を始めよう!」と強く決意したわけではなく、知人からの依頼で「ちょっとお願いできない?」と連絡をいただいたことがきっかけでした。
今思い返すと、「デザイン楽しいな!」と思う反面、納期通りに仕上げられるかどうか不安だった記憶があります。本業が終わったら作業、休みの日もひたすら作業、夜遅くまで何度も修正を重ねて作業。右も左もわからず、本当に大変でしたが、「稼ぎたい」よりも「喜んでもらいたい!」という気持ちで取り組み、無事納品することができました。
修正を重ねてようやく納品できたサイトは、クライアントから“本当に助かった、ありがとう!”と喜んでもらえました。また、後日談として実際にサイトを利用しているユーザーからも、“かなり評判が良い”とクライアントを通して聞くことができました。その瞬間、『ああ、自分の力で人に価値を届けられたんだ』と胸が熱くなったのを覚えています。
ちなみに、この時の収益は 約20万円 でした。平均的には「月3〜5万円」が多いと言われていますが、案件や条件次第では大きな金額を得られることもあります。「お小遣い」ではなく「キャリアを動かす力」になり得る。これが、副業の大きな魅力だと思います。
「このままじゃ嫌だ・・」でも、何がしたいかわからない、だけど、「絶対に自分ならできる」という想いで、自分の気持ちに正直に自分の人生を選択した結果、大きなキャリアの転換を経て、たくさんの色々なハードルを乗り越えながら、今の仕事に出会い、副業ができるようになったのです。
副業は具体的にどんなメリットがあったのか?
- 会社だけに頼らない安心感が得られた
副業を始めたことで、「会社だけに頼らなくてもいい」という安心感を持てるようになりました。自分で少しでも収入を生み出せると、「働き方はひとつじゃないんだ」と実感できます。その気づきが、キャリアのモヤモヤを和らげ、未来の選択肢を広げてくれるのです。 - 本業では得られないスキルが身についた
本業では扱えないようなデザインやWordPress案件を経験できたのは、副業ならでは。最初は試行錯誤でしたが、必死に取り組んだことでスキルが磨かれ、成長スピードも加速しました。さらに、その実績をポートフォリオに載せたことで、新しい案件にもつながっていきました。 - 判断力とスピードが鍛えられた
副業を通じて、クライアントからの要望に即座に判断し答える場面が多くありました。迷ってばかりでは進まない状況で、自分の判断軸を磨かざるを得なかったのです。その経験は今でも仕事全般に役立っています。 - マルチタスク能力が上がった
本業と副業を両立させるには、どうしても時間の工夫が必要でした。タスクを細かく分けたり、1日の中で集中タイムを作ったりして、自然とマルチタスク能力が鍛えられました。「時間がない」と思っている方でも、工夫次第で少しずつ両立できるようになります。 - 感謝や報酬がダイレクトに返ってきた
初めて納品したときに「ありがとう!」と直接言ってもらえた瞬間は、本業では味わえなかった喜びでした。報酬だけでなく「人の役に立てた」という実感が、心に深く残っています。あなたもきっと、自分の力で誰かを喜ばせる瞬間に出会えるはずです。 - 日々の生活に余裕ができた
副収入で毎月3〜5万円プラスされるだけで、心の安心感がまったく違います。資格講座に申し込んだり、行きたかった場所へ旅行に行ったり。小さな余裕があると「自分の未来を考える余白」まで生まれるのです。 - もっと自分が好きになった
副業を通じて「できるじゃん」と思える自分に出会えました。自己肯定感が高まり、以前よりも自信を持って選択できるようになったのです。これは、あなた自身にも必ず訪れる感覚。小さな一歩が「自分をもっと好きになる未来」につながります。
副業はお金以上に、「働く自分を好きになれる」きっかけになるのです。
副業で気をつけたいこと
- 会社バレリスク
副業を禁止している会社では、住民税や自己発信でバレる可能性があります。知人も実際に住民税通知で気づかれたケースがありました。
👉会社規定を確認し、正しく納税することが大事。また、自分で言うことで周りにバレることも多いようなので、人には言わないことが大事です。 - 税金や申告の知識が必要
私は白色申告から始め、売上が増えたタイミングで青色申告へ。控除額が大きくなり経費計上も可能になります。
👉わからないことはひたすら調べる!不安なことは専門家に聞きましょう。 - 時間管理が難しい
睡眠時間を削って副業を進め、本業に集中できなくなったこともありました。また、プライベートの時間を削ったことで幸福感が得られない時期もありました。
👉無理のないペース配分が重要です。 - 短納期案件のプレッシャー
納品間際での体調不良😩納期に間に合うかどうか危うい状況に。正直にクライアントに相談した結果、調整してもらうことで信頼を守れました。
👉正当な理由がある場合であれば、クライアントも理解してくれる。スピードと誠実さ、きめ細やかな対応が大切。もちろん、日頃の体調管理も忘れずに!!(←自戒の意味も込めて)
仕事をするというのはもちろん楽しいことばかりではありませんが、リスクや大変さを理解しておくことで、安心して長く続けられるようになります。わたしの場合、今では副業って大変だなと感じるよりも、楽しい!と感じることの方が多くなりました!
副業はキャリアをどう変えるのか?
- 収入アップ型
平日の夜や休日に数時間だけ副業をする。毎月3〜5万円のプラス収入で、趣味や学びに投資でき、生活に余裕が生まれます。 - 転職キャリア型
副業で得たスキルや実績をポートフォリオ化。面接で「副業で◯◯をしてきた」と伝えられるのは大きな強みです。 - 独立フリー型
副業収入が本業を超えることも。その先にはフリーランスや個人事業主としての未来が待っています。
私も未来を信じて一歩踏み出したことで、自由な働き方に近づけました。副業を経験すると、「会社だけに依存しない」という安心感を得られます。それは逃げ道ではなく、選択肢を持つことによる余裕です。私自身、キャリアに悩んで立ち止まった経験があるからこそ言えます。副業は、キャリアを自分でデザインするきっかけになるのです。
次の一歩へ
副業はゴールではなく、自由なキャリアへの入口。小さな一歩が、大きな景色を見せてくれる。働き方に悩んでいるなら、その一歩を踏み出してみませんか?