Webスキル

ホームページとWebサイトの違いとは?初心者にもわかる制作の流れ

普段何気なく見ているホームページやWebサイト。
「どうやって作られているの?」と疑問に思ったことはありませんか?
今回は、ホームページとWebサイトの違い、そしてWebサイトが完成するまでの基本手順をわかりやすく解説します。

ホームページとWebサイトの違い

「ホームページ=Webサイト」と思っている人は多いのですが、実は意味が異なります。

それぞれのページには固有のURLが割り振られています。例えば、当サイトのプロフィールページやこの解説記事も1つのWebページです。
Webサイトとは、そのWebページが集まった集合体のことを指します。

一方、ホームページはWebサイトの「入口」になるページのこと。
例えば、https://laptravel.com にアクセスすると最初に表示されるページが、このサイトのホームページです。

一般的には「Webサイト」のことを「ホームページ」と呼ぶケースが多く、日常会話では同義で使われることが多いです。

Webサイトが出来るまでの流れ

ここからは、Webサイトが完成するまでの基本ステップを紹介します。

STEP1:ヒアリング・要件定義

まずは「どんなサイトにしたいのか」をクライアントにヒアリングします。
例えば老舗の梅干し専門店がリニューアルをするとしたら…

  1. 20年前から更新されていないサイトを刷新したい
  2. 新商品を紹介できるブログ機能が欲しい
  3. 社会活動や海外グループの情報も発信したい

このように必要な情報・不要な情報を整理し、追加で必要な機能を確認していきます。
これを「要件定義」と呼びます。

STEP2:ワイヤーフレーム(設計図)作成

ワイヤーフレームは、どこに何を配置するかを視覚化した設計図です。
「メニューは上」「記事一覧は画像+タイトル」「SNSシェアボタンは下」など、サイト全体のレイアウトを確認します。

ワイヤーフレーム例

STEP3:デザイン制作

設計図をもとにデザインを作ります。Adobe PhotoshopやIllustratorを使うのが一般的ですが、最近はAdobe XDでワイヤーフレームからデザインまで一気に行うことも増えています。
PC・スマホのレスポンシブデザインを考慮するのも重要です。

STEP4:コーディング

デザインが決まったら、HTMLやCSSを使って実際のWebページに落とし込みます。必要に応じてJavaScriptで動きをつけます。

STEP5:システム導入

WordPressを実装したり、お問い合わせフォームをPHPで作成したりと、機能面を追加します。

STEP6:サーバーアップロード(公開)

ローカルでの作業を終えたら、いよいよサーバーにアップロード。
動作確認やブラウザチェックを行い、問題なければ公開となります!

まとめ

今回は、ホームページとWebサイトの違い、そしてWebサイトが完成するまでの基本ステップを紹介しました。
「自分でもサイトを作ってみたい!」と思った方は、まずは小さなサイトから挑戦してみると理解が深まりますよ。